こんにちはアルカスです。
いつも大変お世話になっております。
お客様が普段からお悩みの事柄、不安や心配の種となっているご事情、今後どうなるかを、どうしても知りたい人間関係など、お客様の現実に起こっている問題を占い師に打ち明け、占い師がその内容を理解した時間の、星の配置図で占う占術・ホラリー占星術について、ご紹介しているシリーズ第6回になります。
ホラリーの良い所は、例えば恋愛のご質問において、お相手の生年月日とか、自分の生年月日とか、そういった情報が一切不要な点です。
そう、いりません。
若干のご質問は、僕が承る場合は、させていただきます。
例えばお相手の外見、雰囲気、年齢などですが、それも正確なものでなくてもよく、大体のお客様の感じで構いません。
ただひたすら、お客様の真摯なお気持ちが、この占いの心臓です。
知りたいという気持ちが、真剣で純粋なものである事、これが何より必要です。
これ以外は殆ど不用と言っても過言ではないくらいです。
では今日の例題チャート参りましょう。
恋愛ホラリーをご紹介するのは今回が初めてですね。
僕のキャリアの中では、特に記憶に残っている案件の一つです。
「片思いの男性と付き合える？」
2002.12.14 15:33
ご質問者の女性はある会社に勤めていて、目するお相手は同僚。
彼は今年から別の支社に転勤になり、離れてしまいましたが、それでも電話すると快く話に付き合ってくれるこの人は自分の事をどう思っているのだろう、何か冷めてる感じも受けるのですが…との事で早速ホラリーチャートを立ててみました。
本チャートは割とはっきりした伝え方をしているチャートです。
ホラリーの技術的に、明確な暗示がいくつも出ていますので、占い師側としては、そんなに迷わずに解読できました。
ただご質問者、お客様にお伝えするのは難儀です。
ズバッと出ている事を言わなければならない、と分かってはいるものの言われる側のお気持ちもよく分かりますので。。。
「チャートは厳しいと出ております」
と一言申し上げましたら、お客様は頷いて「分かりました」と笑顔で返してくれました。
このチャートは、簡単に申し上げますと、お相手の男性には既に決まった女性がいる事を伝えています。
その女性と恐らく結婚するであろう事も。
でもそれ以上に、笑顔で頷いて、握手を求めてくれたお客様の爽やかなお人柄に、この人ならば良いお相手がすぐに出来るだろうと直観した次第です。
それ以降お会いする事はありませんでしたが、翌年の1月にメールしてきてくれて「先生の仰る通りでした」と連絡してきてくれたお客様が、以降、幸福な人生を歩まれている事を信じています。
アルカス