名古屋の占いカフェ e-majo(イーマジョ)
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ホラリー占星術について、その38「貸したお金は返ってくる?」

こんにちはアルカスです。
いつも大変お世話になっております。

2015年3月28日土曜日13:30より栄で開催いたします、ホラリー占星術講座「ホラリー占星術ワンデイセミナー」の告知をさせていただきます。

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ホラリー占星術ワンデイセミナー
日程:2015年3月28日土曜
場所:栄メンバーズオフィスビル(名古屋市中区栄4丁目16番地の8 http://www.sakaemembers.co.jp)
予定時間:13:30-15:30
参加費:3000円(当日、講師であるアルカスに直接お渡しください)
内容:
1.ホラリー占星術とは何か
2.ホラリー占星術の起源と歴史
3.ホラリー占星術を行う際に、押さえておかなければならないポイントと心構え
4.ホラリー占星術の基本かつ基礎的な星の選定
5.例題チャートその1.失せ物探し。その2.恋愛の質問(僕のブログ記事でご紹介したチャートから2枚をピックアップして、詳細な説明をさせていただきます。)
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ご参加くださる皆様方におかれましては、お手数ですがメールにてご応募ください。件名に「ホラリーセミナー参加」とご記入いただき、以下のテンプレを本文に張り付けて中身をご記入いただき、メールアドレスcustomer@e-majo.comにご送信くださいませ。
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お名前:
ご住所:
連絡先電話番号:
メールアドレス:
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ホラリーを以前からご存知の方、僕のブログで初めてこのような占いがあると知った方、どなた様も大歓迎です。ぜひぜひご参加くださいませ。ホラリーは近現代の発明ではありません。ネイタル占星術と同じく古代から受け継がれてきた、伝統占星術の1ジャンルです。恐らく1世紀頃活動していた古代ギリシャの占星術師、シドンのドロセウスが初めてこのジャンルを、著書によって紹介したとされており、それより古くから実践されていた事は明白です。まさに古代から人々の日常に起こる悩みや迷い、苦しみ、悲しみに寄り添い、時に冷徹に答えを下すことで、時にその心を癒すことで、時に的確なアドバイスを送ることで質問者を支えてきた現実的で実際的な占術であり、これこそ本当の意味での占星術と呼んで過言ではありません。ぜひこの占術に触れていただくための、基礎的なお話をさせていただきます「ホラリー占星術ワンデイセミナー」に奮ってのご参加、お待ちしております。

では今日の実践チャートのご紹介です。

「貸したお金は返ってくる?」
2010.6.15 2:15

ご質問者は60代女性。
その方はとある遊戯場と申しますか、ギャンブル系アミューズメント施設 (パチ関係ではありません)で、これまたとある自営業の男性、40代くらいとおぼしき社長さんと出会いました。
彼とそこで会う機会が何度かあり、遊戯する(この辺上手く書けません。申し訳ない) うちに仲良くなりまして、彼の身の上話も聞かされるようになったそうです。
で、まあそこから金を貸してくれという話になるのはそこそこ必然と申しますか、 流れ的にそうなってしまう訳なんですねどうしても。

彼のお話の仕方が上手だったのでしょう。
貸したそうです。そこそこまとまった額です。
100万まで行きませんがそれに近い数字を。

貸した日はおよそ10日前。
昨日その施設に遊びに行ったら、その時間にはいつもいる彼がなぜか来ていなかったので、少し不安になったそうです。
彼はお金を返してくれるか、返す気があるか、を見てほしいとのご依頼で早速チャートを立てました。

チャート図は以下の通りです。
hc38

僕の尊敬する中世イギリスの大占星術師ウィリアム・リリーや 彼の盟友ヘンリー・コーレイはお金の貸し借り、その成否有無について どのようにホラリーチャートから占断すべきかを、8室の事項より語っています。
まずはリリーの説明からご覧ください。

【CA27章P173:質問者は彼が望む額を手に出来るか。もしくは貸した金を返してもらえるか。あるいは質に入れた品物を取り戻せるか】

アセンダントのロードと月が質問者の象徴です。
2室のロードが質問者の財産です。

7室と7室のロードが質問者がお願いしようとしている、あるいはお金を借りようとしている彼もしくは彼女を指します。続いて判断に入ります。

ASCLもしくは月が相手側の懐具合を表示する8室ロードとアスペクト、もしくは8室に入っている惑星とアスペクトを作っている、このいずれかで要求しているお金は全額受け取れます。 もしくは質問者がお金を借りる場合、十分な額を借りられるでしょう。

または質問者が担保を預けているのなら、8室に吉星があればレシーブドされていようといまいと、必ず担保は返されるでしょう。
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続きましてコーレイの著書よりの記述です。

【KWAA2章4節P158:質問者は貸した金を取り戻せるか。もしくは見合った品で補償されるか】

1.アセンダントのロードと月が質問者の象徴星、7室とそのロードが(もしその人が質問者と何らの繋がりもないなら)質問対象人物です(最初の項で十分にお話した通り)。具体的には次のように判断していきます。

2.アセンダントのロードもしくは月が、8室のロード(常に質問対象者の懐具合を表す)と合、もしくはこれらのいずれかが、吉星である8室在惑星と合もしくは吉角。これはガイド・ボナタスの示したルールに則り、質問者は求められているお金もしくは品物は返還される暗示が与えられます。

3.前述の象徴星のいずれかが、チャートの良い位置にある吉星とアスペクト、特に彼らがアセンダントのディグニティを保持しているなら、質問事項はすぐに決着がつくでしょう。象徴星同士にミューチュアル・リセプションがあるなら、なおさら確実で希望が持てます。
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二人は大体同じような事を書いているのです。
1室の象徴星もしくは月と、8室の象徴星が重なっているか、良い角度を作っているのなら、貸したお金もしくは預けている物は返してもらえるでしょう、と。

で、今回頂いたチャートにも同様の暗示があるのです。

だから返してもらえるでしょう、良かったですねえ、とは残念ながらなりません。
この証明が機能するには、いくつかの占星術的条件が揃っている必要があるからです。

このチャートをざっと見ますに、おそらくこの男性は収入がありません。
仕事はしています。でも彼に入る収入は無いです。
会社が稼いだ分は、どこかに吸い取られている様です。借金があるのかな…。
いずれにしても彼の生活費は、こういう形でしか出ないんじゃないかなと思われるような、そんなチャートに見えます。

彼および彼の生活状態が、あまり良くないように見えますと申し上げましたら、まあ長くお付き合いいただいているお客様ですので、すぐに察していただけたようです。
分かったと頷いて、それ以上は聞いてこられませんでした。

社長と会う事は二度となかったそうです。
貰った名刺の電話番号は固定・携帯両方とも不通になっていた、とのことです。

アルカス